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Lo fi な ブログ

ポリシックスのライブ

POLYSICSのライブを見て来た。

今年で20周年。私がポリシックスを一番聴いていたのは中学生だった2006-7年頃。多分一番脂が乗ってた時期だった。

ポリシックスを好きになる少し前、小学生の時、今で言うアメブロみたいな、自分でアバターを作って交流できるCURURUっていうウェブサイトが何故か私の周りで流行っていて、そのウェブサイトで出会った同い年の女の子に教えてもらったのが始まりだった。小学生がポリシックスの何をわかるんだ?と思うかも知れないけれど、本当に2005年くらいのポリシックスは凄くキャッチーで歌いたくなるような曲ばっかりだった。特にBaby Biasという曲が好きだった。ボーカルのカヨちゃんの可愛い歌声とハヤシのハチャメチャなプレイがもうど真ん中で、何回も何回も聴いたなぁ。今でこそ聴きたい音楽がどこにいても聞けるけど、その時代はちょうどYouTubeが世に出始めたくらいでポリシックスのPVを上げている人なんてあんまりいなかった。近くにあるCD屋さんにもポリシックスは置いてなかった。でも一番近所にあったポパイというレンタルショップに、何故かポリシックスのアルバムが全部あった。それを全部借りて、CDにコピーして、毎日学校に行く時に聴いてた。特にNational Pというアルバムが好きで、カヨちゃんが歌う曲は全部歌えた。カヨちゃんのボーカルは魔法みたいに可愛くて、それなのにロボットみたいに無表情。そのミステリアスな魅力にどんどん惹かれていった。

初めてポリシックスを見たのは14歳の時、名古屋のダイアモンドホールだった。とんでもない衝撃だった。ピーチパイオンザビーチでのポンポン、Buggie Technicaの完璧なアンドロイドのカヨちゃん、バイザーをかけた姿からもこの人たちは本当にロボットなんじゃあないか?と思った。そのライブの時、たまたま自分が泊まったホテルがポリシックス一行と同じところで、エレベーターでカヨちゃんと一緒になった。そのときは、本当にか細くて、握手した手が壊れちゃうんじゃないかとも思った。私がカヨちゃんを見たのはこれが初めてで最後でもあった。

 段々ポリシックスを聴かなくなっていって、次にポリシックスの名前を見たのはカヨちゃんが脱退するというニュースだった。バンドは大体あくまでもメンバー全員ありきのものだけれど、やっぱりその中にもいなくてはならない存在ってのがあると思う。ブラーで言うグレアムとか、ピクシーズで言うキムディールとか。カヨちゃんがいないポリシックスって何なんだ?と思った。

それで、今回の20周年のライブはなかなか賭けというか、怖いものみたさで見に行った。3人になったポリシックスの曲を聴いてもさっぱり好きになれず、今でもそこそこのファンがいるのは彼らのただただ考えずに盛り上がれる曲のおかげじゃないの?と思ってた。でも、それは、本当にあながち間違いじゃ無かった。ファンのうちの何人が彼らのコスチュームの元ネタを知っているんだろう?私の記憶のポリシックスは、こんなんじゃなかったはず。ハチャメチャだけどめちゃめちゃ楽しかったプレイはカヨちゃんの可愛さありきで成立してたんだなぁ。スウィートなコーラスがないから、ただのうるさくて激しいバンドでしかなかったな。

すごく悲しかった。最後までカヨちゃんが出てくるサプライズなんてあるかな?と期待してたけど、Baby Biasをボコーダー使って歌ってたのを聴いて、もう、諦めた。さようならわたしの青春の一部。大人になっていくってこういうことなんだね。。。

 

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帰りにガチャガチャを引いて当たったこれ。大好きなNational Pだった。